新型ウィルスが流行している今だからこそ!観てほしい映画『感染列島』と『コンテイジョン』

映画・ドラマ

皆さんこんにちは。ゆーさとです。

世界中で流行っている新型ウィルスですが、最近話題になっている映画があるのはご存知でしょうか?

そう、『感染列島』と『コンテイジョン』です。

『感染列島』は妻夫木聡さん主演の日本映画で、『コンテイジョン』はマッドデイモンやジュードロウが出演しているアメリカ映画ですね。

どちらも新型ウィルスやパンデミックを題材とした数年前の映画ですが、その内容が「今」現実で起きているコロナウィルスの脅威と重なると話題になっています。

以前から気になっていたので、私も観てみました。

結果・・・観て良かったなと・・・また、今だからこそ観るべき映画だなと感じました。そこで、今回記事として残そうと思います。

まずは『感染列島』から!

『コンテイジョン』については、また別の記事をアップしますね!

『感染列島』

作品画像
引用:2009 映画「感染列島」製作委員会

作品データ

2009年公開

出演:妻夫木聡、檀れい、国仲涼子、田中裕二(爆笑問題)、太賀ほか

脚本・監督:瀬々敬久

簡単な概要

日本を襲う未知の新型ウィルス。感染拡大の恐怖と医療の現場を描いたパニックムービー。パンデミックの脅威と医療崩壊の現実について描いた作品。

あらすじ

救命救急医の松岡剛(妻夫木聡)のもとに1人の患者が運ばれる。症状から新型インフルエンザが疑われるがワクチンは効かずまもなく死亡。あっという間に同僚や他の患者に感染し、病院は戦場へ変わっていく。そんな中、WHOからメディカル・オフィサーの小林栄子(檀れい)が派遣され・・・

以上の簡単な概要から分かるように、日本を襲った新型ウィルスに立ち向かう医療現場の人々と感染の恐怖を描いた作品ですね。

一般的な評価は?

映画を観る前に、まずはネットや映画アプリで評価を確認したところ・・・

ん? 2.5・・・ 2.8・・・ あら?

いくつかレビューサイトを観ましたが、5点満点中だいたい2~3ぐらい。

普段から映画をよく観るので、事前に評価も何となく確認することが多いのですが、3より低いとなかなか・・・

余談ですが、私の勝手な基準として、「評価が4以上=面白い」ということで基本的に観ます。3~4の場合は好き嫌いが別れることが多い印象があるので、興味があれば観ることが多いです。ただ、3より低い場合はほとんど観ません・・・。

ですが、いま話題になっている+状況が重なるということは噂で聞いていたので、半信半疑ながら観てみることにしました・・・。

結果・・・冒頭でも申し上げた通り、今だからこそ観て良かったなと。

何が良かったのか

観終わった後の率直な感想として、腑に落ちない点、気になる点は正直結構多くありました。このあたりが、評価が高くなかった1つの原因かもしれません。

ただ、それ以上に「現実で起こる」「ありえる」光景が映画の随所にみられ、感染が拡大したときの恐怖、そして、それに伴う医療崩壊の現場は、決して映画の世界の話ではないと感じました。

現実で起こり得る医療崩壊の現場

『感染列島』は、医療の現場を中心に描かれている作品です。感染が拡大し、実際に医療崩壊が起きるとどうなるのか、この映画では鮮明に描かれています。

「院内感染が起こる」「人員が足りない」「治療する為の機材が足りない」、結果、助かる可能性の高い人を優先するといった「命の選別」を余儀なくされる。そして、それは現場で戦う医療従事者の精神にも大きな影響を与える・・・

公開された当時に観ると「ありえない」と思うような光景かもしれません。しかし、新型ウィルスが現実で流行している今はどうでしょうか。

医療崩壊が既に起きている海外では、全く同じことが起きています。日本でも、既に防護服やマスクは足りず、いつ同じことが起きてもおかしくない状況です。

医療崩壊が起きたらどうなるのか、日々ニュースで色々なことが報道されていますが、言葉だと想像しにくいと思う方がいらっしゃれば、この映画を観るとその恐ろしさを明確に理解できるのではないでしょうか。

恐怖は必ずしもウィルスだけではない

新型ウィルスの影響は必ずしも身体的なことだけではありません。

現実の社会でも、「噂やデマがネット上で飛び交う」「医療従事者の子どもが拒否される、イジメに合う」「配達員がウィルス扱いされる」等、耳を疑うようなことも数多く起きていますよね。

この映画の中でも、そういった側面が描かれています。事実の有無に関わらず、噂が独り歩きし罪のない人を攻撃するといった内容ですが、新型ウィルスが蔓延していないときに観れば、そんなことある?と思うかもしれません。しかし、今の社会を見ていると決して映画の世界の話ではないと痛感します。

「ウィルス」はもちろん恐怖です。しかし、ウィルスに感染して死ぬことよりも、それに伴って陥るパニックや人々の行動の方が恐怖かもしれない・・・この映画はそういった部分も含めて描かれていると思います。

まとめ

結論としては、先に述べた通り「観て良かった」そして「今だからこそ観るべき映画だ」と感じました。

映画が公開された2009年に観るのと、新型ウィルスが流行っている今観るのとでは、見方が180度変わるんじゃないかなと。腑に落ちない点はあっても、随所に現実とリンクする部分があります。

自分の考え方や行動を見直す大きなきっかけにもなります。日々の生活の中で、何を信じてどう行動するのか、人と協力することは大事ですが、人と同じことをするのが必ずしも正しいとは限りません。

もし、皆さんの知人に今の状況を重要視していない方がいれば、さりげなく『感染列島』や『コンテイジョン』を勧めるのも、いいかもしれませんね。

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